子宮筋腫の発生場所には、子宮の外側に発育する漿膜下 しょうまくか筋腫があり、大きさが10cm以上に達する場合でも外向きに発育しているので、子宮内膜に無関係ですから貧血や月経に関する異常等はありません。しかし、10cm以上に巨大化した筋腫は茎を有している場合があって、捻転が起こり、激しい腹痛を伴うこともありますので注意が必要です。この場合は緊急手術になります。
次に筋層内きんそうない筋腫といって、子宮の筋層内にある筋腫があります。3cm以下と小さい場合には無症状です。筋層内でも発育して4cm以上と大きくなると、月経血量が増量し貧血になります。これが内側へ成長してくると、粘膜下筋腫となります。漿膜下筋腫は5cm以下であれば、通常の月経、妊娠、出産など、基本的に影響はありません。